着物を着よう!

この所、”結” の表千家茶道教室では、酷暑にもめげず、楽しい風が吹いています。
「着物を着よう」という風が。

着付けの免許を持っている「つるちゃん」が、お茶に復帰してくれたのが大きかった。
彼女は以前、お茶を嗜んでいたものの、何年間か強烈に忙しい勤務についていたのでした。
それが、まぁ、何とか趣味ごとも楽しめる状況になって。

加えて。これも仕事、子育てにと大奮闘だった「みちさん」が諸々の状況がちょっと一段落。

「お茶を始めたい」から「どうせなら着物を着たいわ。娘時代に楽しんでいたように」という

気持ちになったのです。

7月24日、私どもではお茶事を催しました。「朝茶の趣向」。このことも着物ブームに

追い風になりました。その次には、私の趣味で「たまにはお芝居を見にいかない?私、20歳の

頃からの”三階サン”なのよ!」「なんですか、その”三階サン”、て。」「歌舞伎座の三階は

席のお値段が他より安い。それで、本当に好きな人は、そこへ通い詰めるのよ。“中村屋!!”

って声をかける人は必ず三階から、なんだから」「へぇぇ、そういうもんなんですか。先生も

声をかけるんですか?」「いいえ、あれは男の声でなくちゃ。稀に女の人もいるけれど、私には

そんな度胸はないわ」「わぁ、行こ、行こ!」と言うことになりまして。

 

9/4、皆で我が家に集合して、ワイワイ言いながら着物を着付け、しゃなり、しゃなりと

出かけました。歌舞伎座はやっぱりいいですなぁ。着物の勉強にもなります。実に素敵な取り合わせ

のお召し物を、それはきれいに着こなしたご婦人がいらっしゃる。役者の奥さんたちを見るのも

楽しみです。私の大好きな吉右衛門さんが座頭で、おじいさんの初代吉右衛門の雅号を取った

「秀山祭」。久しぶりにたっぷりと「吉野川」を見物し、玉三郎の貫録ある女形の芸を楽しみました。

 

そして、次は連れ立って骨董市へ出かけたんです。みちさんが、着物に合う帯を買いたい、というのが

眼目。人のものだって、衣装を見立てるのは女にとってはなんとも言えない楽しみです。みんな、うっとり

して。 なかなか思うものには出会えなくて、諦めかけた頃、あった、ありました! こういう所が

たまらないのよねぇ。買い物って。夫・倖三も料理人は、ものの取り合わせには長けていますから、

なかなか面白い意見をさしはさみます。すっかり上気して、買い物を終え、各人それぞれの「戦果」を

大事に抱えて、家路についたのでした。             

 

「着物を着たいからお茶を習う」という人もいる位ですから、こういう楽しみ方もお茶にはあっていい、

と思います。

しかし、まぁ、そればかりではいけません。お点前もきちんと覚えて、早くお茶事で、一点前でも披露

できるようにならなくっちゃ。と一同気を引き締めたことでした。                  

                               2016.9.22. 土田宗京 記

 

 

 

 



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