高麗・という町をご存じですか?

 今日は急に予定が空いたので、私どもの住まいから1時間ちょっとで行ける「曼珠沙華の群生地」を訪ねてみました。
 西武池袋線の駅まで1km程歩いて(本来の目的は散歩・ですから)電車に乗ります。幸い、急行への乗り継ぎがよく1時間弱で「飯能」に着きます。ここからのバスが1時間に2本。30分の待ち合わせ。急ぐ旅ではなし、駅前の小店を覗いて時間をつぶす。

やって来たバスに、意外や中年男女が多いなぁ、と思ううち「高麗」という駅を過ぎると
目的地の「巾着田」です。中学2年からこの土地で育った、という女房は「中学校の遠足で来たわ。子供たちも何回か来てる」なんぞと言っています。そんな何十年も前の話をされても・・ねぇ。バス停から群生地までの細い道に「湧いて出たか」というほどの人です。
それも、どうも8割がたが60代以上。いやー、日本の高齢化を実感。(元よりこちとらも、その一員でございます!) 時々、小さいお子さんを連れたご夫婦もありまして。「よろしく頼みますよ!家の娘・息子の年金を支えてくれるしっかり者に育てて頂けますように」なんて、密かに思う所が厄介です。それ位若い人が珍しいのです。 まぁ、昨日が彼岸の中日で、今日は平日。若い人はせっせと働いている日でさぁねぇ。たまに、休みが違う若い人がいるだけで、こんな日に呑気に曼珠沙華見に来てるのは、年寄ばかり。

 途中で「入場料・300円」とありまして「へぇ〜金取る程のことなのか?」と一人言。
しかしまぁ、それは見事な量の曼珠沙華。「日本一」なんだそうです。出店もたくさん出ていて浮き浮きした気分になります。 よく味の染みたこんにゃくを頬張り、穂紫蘇や茗荷といった夏野菜の名残を買い込み。女房ドノは、やり忘れた夏の保存食つくりをあたしにやらせるつもりなんです。穂紫蘇の佃煮なんぞは、役に立ちますからなぁ。

あたしもついつい、半夏生やら曼珠沙華の苗やら球根を買いまして・・ 結局またまた、自分の仕事を増やしてしまいます。

と、そこでなかなかしっとりした感じのいいご婦人に呼び止められた。「建郡1300年祭」のパンフレットを手渡してくれる。どうやらお役所の人らしい。ついつい座り込んでDVDを見せて頂きました。夫婦そろって歴史好きなんです。 そして、この埼玉の一角に「高麗」(“こうらい”とも読みますナ、ほら、芝居の松本幸四郎さんの屋号・高麗屋)の呼び名が残る理由がわかりました。元来は昔の朝鮮北部にあった国の名前です。

そのDVD[に教えてもらったんですが、この「高句麗」が周囲の強国に滅ぼされた時、日本に逃れて来た人々が関東一円に2000人近くもいたのだそうで。それを当時の為政者がこの地に集めて住まわせたのが「高麗」の始まりなんだそうです。なかなか由緒のある土地らしい。
遠からぬ所に住んでいても、なかなか知るチャンスのないことを、教えて頂き、いろんな美味しいもの、珍しい野の花に出会って、俳句も何句づつか授かって。結構な休日になりました。









































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