中秋の名月

 ご覧になりましたか!! 中秋の名月。
本当に素晴らしかった。 「中秋」と満月が重なるのは、なかなかにめずらしいのですってね。「あら、それっていつも重なるように決められているンじゃなかったの?」なんて馬鹿な
事をいっている女房を尻目に、あたくし・今年は「次世代の育成」に励みましたデス。

 左様、「隣居」している孫娘・9歳をオルグしましてね。月見団子を作ったのです。
ほとんど毎年作りますが、今年はことさら気分がようございました。
助手が可愛らしいから! 子供もちょいと大きくなりますと、なかなか一緒に何かをするのが
難しくなります。なんだ、カンダと用事をこさえましてねぇ。自転車の前にひょいと乗っけて
あちこち遊びに行っては、キャッキャと笑っていた頃か懐かしくなる訳です。

 
で、朝のうちちょいと出かけていて、午後も深くなって「おっと、アイツが学校から帰る時間になっちまわぁ」と、近所のスーパーへ出かけて行って驚いて。団子を作る粉がないんです!
スーパーの棚に。この時代でも、奥様方、マメにだんご作りをなさるんですなぁ。「にっぽんの伝統は死なず」と嬉しくなりました。
 さて、何とか調達してさあ始めるぞ。 チビくん、エプロンなぞ母親に出してもらって張り切っています。粉をこねて、団子にする。この「丸くする」が、子供にとってはそれなりに難しい。大きさもそうそういびつではいけませんからナ。 何とか形も整えて、蒸します。
更にはタレ。いわゆる「みたらし」です。この按配までは、9歳の子には難しいのでほとんどが私の仕事。

さぁ、最後の仕上げが盛り付けです。私が気に入っている少し脚の高い塗りの三宝。こいつが
月見団子の演出には、大変按配がよろしい。この辺りで11歳の次男も参加して。個数を私の指示通りに積み上げる、ってのが面白いらしい。

夕方、近くの公園から調達しておいたすすきを飾り、女房の母親が愛用していたという、実に古風な「ちゃぶ台」をベランダに出しましてね。
煌々と光る月にお供えを致しました。 家にある道具・でいいのです。何か特別じゃなくて。
10年前におじいちゃんの住む、天国へ「移住」しなすったおばあちゃんも、自分のちゃぶ台が活躍していることを、喜んでくれていると思います。

子供たちが寝静まった夜半、又、改めて月を愛でてちょいと追加の“一献”もオツなものでした。

先週、私の「室礼教室」でも少し早い「中秋の室礼」を致しました。習ってくれているご婦人方も、こうした季節季節の行事を次世代と一緒に楽しんでいてくれるだろうと、楽しく想像をめぐらしています。







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